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令和2年11月、通称寺の会の公式ガイドブックが出来上がりました。

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  令和2年11月、通称寺の会の公式ガイドブック「新訂通称寺巡礼の栞」が出来上がりました。 旧の「通称寺巡拝の栞」は綴じ込み式になっています。 しかし通称寺の会は入退会が自由なので会員寺院の出入りが有っても入れ替えが出来るように、1ヵ寺1枚のカード式(B6サイズ)とし専用バインダー(20㎝×14,5㎝)に代わりました。 そして他の巡拝霊場と違って順番は無くどこからでもお詣りいただくため、ページ番号は付いていません。 最初のページ右下のQRコードを読み取ると通称寺の会の公式ホームページが開きます。ここから最新の情報やGoogleマップも見られて巡拝のお手伝いが出来ます。 通称寺各ページの表はカラー写真と巡拝のための住所・電話番号・参拝時間・交通機関・地図等を載せています。 また気楽に通称寺を巡って頂く為に通称寺各ページの中央右寄りに「通称寺パスポート」を設けています。 巡拝された通称寺各寺院でシール(100円)を受けられて「通称寺パスポート」の所に貼ってお廻り下さい。 ページ裏は由緒・年中行事・解説等を載せています。 最寄りの通称寺で「新訂通称寺巡礼の栞」(1000円)をお求めになって、順番は有りません何処からでもご自由に御参拝くださいませ。 なお旧の「通称寺巡拝の栞」でも従来通りシールを張って廻れます。

通称寺の会の活動が「月刊住職」2020年1月号に紹介されました。

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令和2年1月 通称寺の会の活動が寺院住職情報誌「月刊住職」2020年1月号に紹介されました。 「お寺に愛称をつけてもっと元気を出そう」ということで全国の愛称を持つお寺が紹介されています。 この中には住職の活動が愛称として浸透してきた新しい愛称寺院も紹介されています。 そして京都の「通称寺の会」が愛称を持つお寺のネットワークとして紹介されました。     「通称寺の会」ホームページ 通称で呼び親しまれた京のお寺が宗派を超えて昭和59年に集まり「通称寺の会」が誕生しました。 通称寺は住職とその家族だけのお寺が多く、せっかく参られても住職が不在のこともあり、 納経帳はバインダー式で書置きの御朱印も入れられるようになっています。 また会は入退会が自由なので会員寺院の出入りが有っても入れ替えが出来るようになっています。 そして他の巡拝霊場と違って順番は無くどこからでもお詣りできる、いい意味で「ゆる~い会」です。 ウエッブサイトも活用し、新しく「巡拝の栞」をバインダー式にしようと活動も盛んに行われています。 通称を持つお寺の古い新しいは有れど、それぞれお寺を盛り立てるために奮闘を続けています。

令和元年度 通称寺の会研修会が「妙顕寺」「鳴虎・報恩寺」で行われました。

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令和元年11月18日、令和元年度 通称寺の会研修会が「妙顕寺」「鳴虎・報恩寺」で行われました。 最初に日蓮宗大本山「妙顕寺」を訪れました。 〒602-0005 京都市上京区妙顕寺前町514 「妙顕寺」は通称寺の会員では無いのですが、次に訪れる「鳴虎・報恩寺」と共に 「まるごと美術館」というイベントに参加されています。 「まるごと美術館」とは寺社仏閣の特別拝観と合同で行う「春・秋の展覧会」です。 寺宝に加えアート作品や伝統工芸品の展示、ライトアップなどを開催しています。 ​通称寺会員寺院の参考になればということで拝観させて頂きました。 「妙顕寺」は日蓮聖人の遺命を受けた日像聖人により建立された京都で最初の日蓮宗の寺院です。 また後醍醐天皇の勅願寺にもなっています。 この広い境内にアート作品や京都伝統工芸大学校の学生さんの作品が展示されています。 よく手入れされた庭は紅葉が美しく彩っています。 豪壮な本堂や樹齢四百年の赤松など流石歴史を感じさせられます。 次の「鳴虎報恩寺」に行く途中には、「お会式桜」が11月半ばにちらほら咲いていました。 次に「鳴虎 報恩寺」を尋ねました。 「鳴虎」の通称名の起こりは豊臣秀吉が虎図を聚楽第に持ち帰った夜に虎が鳴いて眠れず、早々に寺に返したところ静かになったので「鳴虎」の名がおこりました。 この虎の姿は毛の色や、長さ、方向が一本一本さまざまに描き分けられており立体の像に見えます。 見る角度により見え方が異なるということで、ここでは「報恩寺の角度」をテーマにされています。 芸術家目線で一般の人が気づかない報恩寺の魅力を切り出しています。 光の微妙な差し込み具合など拘りが有るので、堂内は薄暗く室内の写真は有りません。 また報恩寺には黒田長政公が亡くなった最後の部屋に長政と父・官兵衛の位牌が安置されています。 門前の石橋は秀吉の侍尼・仁舜尼の寄進で擬宝珠に慶長七年の銘があります。 ま